母の大荷物を抱えて途方に暮れている。
その荷物を母の知人が多少預かってくれることになった。
現在、健康のためその母の知人のエキス風呂に好意で入らせてもらっている。
なにかとお世話になっている方で、母はその人とと将来を考えているという。
しかし、しかし!!
そういう人が母の娘である私に手を出そうとするだろうか!!!
実はこういうことは
2回目なのだ。
1回目のとき以降、1人では行かないと決め知人を同伴させることにしたのだ。
しばらくは何もなかったが、久しぶりに1人でいったときのこと
エキス風呂からあがり、身支度を整えていたところに先生が事務所へ呼んだ。
使用した毛布を持って来いとのこと。
干すのだろうと思って持っていくと、自分の荷物も持って来いと。
疑問に思いながらも荷物を持って事務所に入った。
すると、ドアに鍵をかけられ電気を消された。
いつの間にか持っていった毛布が畳に敷かれている。
後ろから先生が私の脇腹を両手で何度か突いてきた。
その意図を察して
「先生、ダメですよ!!ダメダメ!」
と声を荒げた。
すぐにやめてくれたが、その時に言った言葉が
「イライラして溜まってるから吐き出さないといけない」
女性をなんだと思っているのだろうか!
そんな理由でコトに及ぼうとするなんて最低だ!
しかし、母も私もお世話になっている人であり今の現状を考えると
怒りにまかせてトラブルを起こすのはよくない。
そんなことを考えた自分に嫌気を感じながら、その場を取り繕うように
ちょっとだけ世間話をしてとっとと逃げ帰った。
(我ながら殴りもせずようやった)
それ以来、絶対に1人では行かない!と心に決め知人を同伴させていた。
そしたら数日前、母から電話があった。
無関係の人を連れてくるのはやめてほしい、と先生が愚痴ってきたそうだ。
先生曰く、
その人とイチャイチャして見苦しい、だそうだ。
それこそあり得ない!
あんなことがないように男性を同伴として連れて行っていたが
その人はその場所に行っても寝てるか漫画を読んでいるだけだ。
醜い焼きもちから出た
嘘八百。
その嘘のせいで母に散々文句を言われる羽目に。
いっそのこと事実をすべて吐露したい気持ちに駆られたが
母はきっとその事実を
「母」としてではなく
「女」として受け止めるだろう。
理不尽な責めを受けるのは目に見えている。
あくまでも1人で来い、というなら先生に釘をさしておく必要がある。
意を決して同伴する理由を先生に伝えた。
すると、
「嫌なら嫌と言えばいいさ。ボディーガードとして連れてくるなんてお前は頭がおかしいんじゃないか?!」
と逆切れ。
私から言わせれば、少なくとも
知人の娘に手を出そうとすることのほうが頭がおかしいと思う。
まして将来をどうのこうのという間柄の女の娘ならなおさらだ。
呆れてものが言えない。
いい年した大人がこんな非常識で筋の通らないことを真顔で言えるのか。
自分が悪いとはまるっきり思っていないらしい。
頼らざるを得ない状況を知っていてあんなことを要求したのだろうか。
当然ソレを受けると思っていたのだろうか。
いろいろとお世話になっていただけに、この出来事はいろんな意味で無気力にさせる。
人間関係のしがらみがつくづく嫌になった。
それでも何も知らない母は毎日エキス風呂へ通えという。
昨日もしぶしぶ行ってきたが、苦痛で苦痛で仕方ない。
夜も怒りで眠れない。
体の健康の前に、精神的ストレスで参ってしまいそうだ。
今、密かに母も含めて先生との縁を切ろうを考えている。
そうなると本当に天涯孤独になってしまうが、もうそれでいいと思う・・・。
すべてを白紙にして、誰にも頼らずに生きていける強さが欲しいと、心から願う・・・。
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